角質培養は本当に有効なの?
肌を根本的にきれいしたいと考えた時にたどりついたのが角質培養という言葉でした。様々な化粧水や美容液で氾濫する中で日々の目先の肌のきれいさを追い求めるのではなく角質本来の機能をしっかりと取り戻すことが目的とのこと。
肌に刺激のある油分の多いクリームや美容液は使用せず、ピーリングなどで古い角質を取り除くといった方法もとらないでとにかく古い角質を残したままにします。ターンオーバーで新しく出来てくる角質を外部の刺激からのバリアとしてしっかりと働けるようになるまで角質を育てるのが重要だそうです。
角栓が出来ても除去しなかったり古くなった角質を取り除かないので、しばらくすると肌がボロボロになってくるようです。しかし、それを乗り越えると次第に古い角質が自然とはがれおちて、十分なバリア機能のもった角質が表に現れてくることで健康な肌に変化するようです。
しかしそれまでの期間が1年~2年、長くて3年かかるようなので普通の人であればなかなか結果が見えないために挫折してしまいます。それを乗り越えた人だけが手に入れられる肌が角質培養によるものらしいです。
確かに、実際に経過をブログで写真付きで掲載している人がいますが、元々の肌が荒れているので1年半経過しても普通の人の肌になっているようにしか見えませんでした。通常の生活をおくりながらであれば、角質培養は現実的ではないように感じます。年齢の経過と共に不足する成分は角質培養で補えるものではなく、美容液などで補充してあげる必要があります。
仮に、年齢相応の肌で良いというのであれば自然のままが良いのかもしれませんね。自然というのは耳当たりは良いですが、実際はそのままを受け入れるということです。それが出来ないからこそ、肌に必要である成分を、自然のままであれば刺激になるため、有効な成分だけを与えてあげるのがスキンケアなのではないでしょうか。